基調講演「売れる地域ブランド食品~その目的と仕組みづくりとは~」 #4
講師 三輪宏子 (株)FMS綜合研究所 代表取締役社長
平成20年度「食と農林水産業の地域ブランド協議会」総会等開催結果の報告
「量の商売」から「質の商売」へ
私がブランド化をお勧めしている理由は、「量の商売」から「質の商売」へ転換する必要を感じるからです。「1社に1品戦略商品」・・・粗利を3割確保できる商品を1品でいいから持ちましょう。お客様に長く愛される商品、バイヤーがぜひ扱いたいと頼みに来るような商品を持ちましょう。
一過性のヒット商品を生むことはリスクを伴います。大手のメーカーが真似をして、安い値段で席巻されることが、たびたび見られます。ヒットした後の急激な落ち込みもすさまじいものがあります。地道ながら長くお客様に愛される商品づくりが、地方の中小加工メーカーにあった商売だと思います。
お客様が地方に求める食品とは
お客様の欲しい商品を提案するということは「マーケットイン」の発想ですが、地方の輝ける食産業は、同時に「プロダクトアウト」にならなければうそだと思います。つまり、お客様が欲しい商品とはできるだけ、地元のものだけで作られた食品であり、そうした食品を組み合わせた詰め合わせギフトであり、できれば国産のもの、安心安全は基本と考えています。
そう難しいことではありませんが、なぜ出来ないのでしょうか。




