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主催者挨拶

平成21年度「食と農林水産業の地域ブランド協議会」総会
主催者挨拶

平成21年度「食と農林水産業の地域ブランド協議会」総会・シンポジウムの報告

小栗邦夫 農林水産省大臣官房審議官

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 本日は、ブランド協議会の総会に大勢の方に参加いただきまして、まことにありがとうございます。また、御参加の皆様方におかれましては、日ごろからきっとそれぞれの地域におきまして農林水産行政の御理解、御協力をいただきますとともに、地域の農山漁村の発展に御尽力をいただいていると思います。改めて御礼を申し上げます。

 御承知のとおり、この協議会は現場の取り組み主体の皆様方と、それを支援いたします関係する皆様方が一堂に会されまして、いわば真に力のある地域ブランドを育てていくために、情報交換なり交流を行うために設立されたものでございます。今、農業、農村の危機が叫ばれておりまして、私どもも何とか盛り上げていきたいと思っているわけでございますが、まずそのためには、当然、農業者の方々みずからが生産物の質的な向上あるいは差別化といったことに取り組んでいただくことが大事でありますけれども、先ほど会長さんから話がございましたように、今、求められておりますのは農山漁村の六次産業化と言っておりますが、一次産業と二次産業、三次産業を結びつける。つくるだけではなく、加工、販売にいかに取り組んでいくかということが、政権もかわりまして、新政権の政策の一つの大きな柱と位置づけられていくのではないかと思っているわけでございます。

 その六次産業化の一つの大きな力になりますのが、農産物の販売価格を何とか高めていくブランド化の推進であろうかと思っております。既に我が国におきましても、改めて個別には申し上げませんが、全国各地域におきまして、果物であるとか海産物であるとか、その地域の条件を生かしながら、関係者の皆様の御尽力によりましてブランド品として一つのステータスを確立したものは多々あるわけでございます。しかしながら全体を見回してみますと、一口にブランド化と申しましても、これを実現していくためにはそれぞれの地域におきまして歴史や自然条件を備えた産品の選定から始まり、生産体制や品質管理の体制確立、さらには消費者ニーズをとらえました流通や販売方法の確立、最終的には確立したブランドを継続的に管理をしていくといったことで、乗り越えていかなければならないハードルは多々あると思っております。

 こうした中におきまして、先ほど言いましたような真に力のある地域ブランドといったものを築き上げていくためには、何と言いましてもその商品に関係いたします生産される方、販売される方、あるいは消費者の方、それぞれの方々が密なコミュニケーションを築いていくことが大事ではないかと思っているわけでございます。

 本日の総会及びシンポジウムにおきましては、ブランド化を進める上で不可欠でありますプロセスのうち、特に販売、販路開拓のあり方などに焦点を当てまして講演やパネルディスカッションを行うこととしているところでございます。会員の皆様におかれましては、本日の交流や講演会、パネルディスカッションを通じまして一つでも多くの成果をつかんでいただきまして、また地域に持って帰っていただきまして、引き続き地域のブランドの育成、さらには農林水産業の振興発展に御尽力をいただくことを改めてお願いをいたしまして、簡単ではございますがあいさつとさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございます。


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「食と農林水産業の地域ブランド協議会」は、食品と農林水産分野で地域ブランド化を進める地域・団体等と、その支援者等から構成され、情報交換や交流を行っています。農林水産省生産局知的財産課と株式会社日本総合研究所の共同事務局で運営しています。
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