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地域ブランド化支援 事業実施地区のご紹介
「デコポン」、「甘夏」、「サラたまちゃん」を使用した農産物加工品 (熊本県芦北町)

事業実施主体


あしきた農業協同組合


プロジェクトの狙い

熊本県の最南端に位置し、西側は八代海、東には九州山脈を水源として流れる球磨川を背に海岸から山間地と自然の豊かな地域で、狭小な耕地で温暖多雨な気候と、海山の地形の恵みを生かし、「デコポン」、「甘夏」、辛味の少ない「サラたまちゃん」、黒毛和牛の肥育などが主な産物です。この特産物を使用し農家の所得向上を目的とした農産加工品を開発し、販売を行っている。また、農産加工品のブランド化こそが地域の認知度と原料の認知度UPへの近道や生産拡大にほかならない。ブランド化を通し地域の情報発信を行いたい。


取組の概要


でこぽんムース大福(5個)

熊本彩果(8入)とデコポンゼリー(12入)

サラたまちゃんドレッシング(ごま)と
でこぽんキャラメル

【新商品の開発】

●でこぽんムース大福(5個)
・内容:冷凍商品、5個入った化粧箱。
・原材料:、餅粉・デコポン果汁・デコポンジャム等
・製造:熊本菓房様へ依頼
・価格:700円
●デコポン果汁とデコポンジャムを使用しムースで包み、最後はデコポン果汁を入れた大福で包みこんでいます。
冷凍商品ですが、冷凍のままだとアイスで、解凍してもちもち感のムース大福として味わえます。


【新商品による新たな販路の開拓】

●地元では、ファーマーズマーケット「でこぽん」農産物直売所にて販売。
・県内では、熊本菓房様店舗・JR熊本駅構内(西口)にて販売。
・全国的には、ダイレクトメール・インターネットで販売展開


【ブランドツールの開発】

●それいゆあしきた~太陽の食卓を届けします~
●ソレイユはフランス語で"太陽"の意味。太陽と自然の恵みをさんさんと受けた、新鮮で高品質な農産物を消費者の「食卓に届けたい」という愛情あふれる想いを表現した。デザインは、サラたまちゃん、太陽、デコポン、芦北の海を明るく元気よく表現しています。海の部分は、お茶碗と箸に、また、食卓の上の箸にも見えるようデザインした。
●商標登録済み(商標登録番号:第5297141号)



【組織体制の構築】

●あしきた農業協同組合
●熊本県では、農産加工品の評価・意見交換会があり、内容は各分野(量販店・百貨店等)のバイヤー様が新商品にアドバイスや意見の交換を行っている。毎年参加していて今後の農産加工品開発の参考にする。
●特産物を使用し農商工連携にて商品の開発・物流にて展開している。



【今後の課題】

●特産物を使用した加工品は、各カテゴリーにて商品化を行っているので、今後は「JAあしきたまるごと販売」として各分野へPRして行きます。

成果目標と達成状況

●出荷量 847,073個 (目標:893,000個)
●出荷額 407,442,701円(目標:449,386,000円)
●販売単価 481.0円(目標:503.2円)
平成20年度より取組、130%増の高い目標を設定していて達成はしなかったが123.3%と大幅な増加へとつながった。


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協議会事務局

「食と農林水産業の地域ブランド協議会」は、食品と農林水産分野で地域ブランド化を進める地域・団体等と、その支援者等から構成され、情報交換や交流を行っています。農林水産省食料産業局新事業創出課と株式会社ブランド総合研究所の共同事務局で運営しています。
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