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地域ブランディングセミナーの開催報告(福井会場)

2013年2月12日(火)、福井県福井市の国際交流会館にて、食品・農林水産業に関する地域ブランド化についてのセミナーが開催されました。このセミナーは、全国6箇所で順次開催予定の第5弾。「地域ブランディング~次の視点」と題し、約80名の参加者を迎え、地域ブランド化を進める上での課題の解決方法について有意義な意見交換を行いました。

【開催概要】

日時 : 2013年2月12日(火)13:00~17:00
場所 : 福井県国際交流会館 多目的ホール(JR福井駅より徒歩15分)
主催 : 食と農林水産業の地域ブランド協議会
後援 : 福井県

【開催報告】

議事次第:ダウンロードはコチラ

◆「地域ブランディング~次の視点」
◇◆第1部 基調講演◆◇
「地域ブランドの現状とその効果~今後向かうべき方向性」
~各地の地域ブランドの取組状況調査結果の徹底分析~

地域ブランドへの取組主体を対象としたアンケート調査結果を踏まえ、単なる成功事例の紹介ではなく、各地域の抱える「課題」を浮き彫りにする基調講演を行いました(講師:㈱ブランド総合研究所代表取締役 田中章雄)。

参考資料:ダウンロードはコチラ

◇◆第2部 パネルディスカッション◆◇
『消費者視点での売れる商品(モノ)づくり』

パネリスト:
 株式会社恵那川上屋 代表取締役 鎌田真悟(かまだ しんご)
 有限会社タカノ(kitchen Boo) 代表取締役 高野滋光(たかの しげみつ)
 株式会社リテイルサポート 代表取締役 津田均(つだ ひとし)

ファシリテーター:
 株式会社ブランド総合研究所 代表取締役 田中章雄(たなか あきお)

各界の皆様にご登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。
まず、「地元にある食材・地域資源をどう活かすか」という話を展開。それを基点に各パネリストからご自身の経験から、「規格外商品など今まで価値を見出さなかった食材を地元流通などと協力し、どのようにして商品開発や食材の供給体制を整えていくか」という話や、「地元農家と製造・小売店、ひいては購入者も巻き込んだ価値作り、体制の構築などの取り組み」についてお話をいただきました。
また、「消費者視点」ついては、各パネリストの体験談をお話いただくと共に「どのようにして消費者に商品価値を伝えていくか」という情報発信の方法、内容、主体についても言及。
会場からはパネリストの取り組みに至る背景や、情報発信の方法に関しての質問・意見が寄せられました。

パネリストの皆さん
パネリストの皆さん

参加者
70名を超える参加者が熱心に耳を傾けました

◇◆第3部 地域カフェ◆◇
福井県内を始めとした5団体の皆様より、各地の特産品等を活かした各種商品の展示・ご提供をいただきました。来場者は実際に試飲・試食をしながら、パネリストも交えて活発な意見交換を致しました。

地域カフェ
実際の商品を前に、事業者と来場者で意見交換

【今後のセミナー等開催予定】
3月15日(金) 島根県松江市にて追加セミナーを開催予定。
3月21日(木) 東京にて、地域ブランド協議会の総会を開催予定。




協議会事務局

「食と農林水産業の地域ブランド協議会」は、食品と農林水産分野で地域ブランド化を進める地域・団体等と、その支援者等から構成され、情報交換や交流を行っています。農林水産省食料産業局新事業創出課と株式会社ブランド総合研究所の共同事務局で運営しています。
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