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地域ブランディングセミナーの開催報告(水戸会場)

2013年2月18日(月)、茨城県水戸市の水戸京成ホテルにおいて、食品・農林水産業に関する地域ブランド化についてのセミナーが開催されました。このセミナーは、全国6箇所で順次開催予定の第6弾。「地域ブランディング~次の視点」と題し、約50名の参加者を迎え、地域ブランド化を進める上での課題の解決方法について有意義な意見交換を行いました。
 
【開催概要】

 
日時 : 2013年2月18日(月)13:00~16:30
場所 : 水戸京成ホテル 瑠璃の間(JR水戸駅より徒歩3分)
主催 : 食と農林水産業の地域ブランド協議会
共催 : 茨城県

 
【開催報告】

議事次第:ダウンロードはコチラ
 

 
◆ 「地域ブランディング~次の視点」
◇◆第1部 基調講演◆◇
「地域ブランドの現状とその効果~今後向かうべき方向性」
~各地の地域ブランドの取組状況調査結果の徹底分析~

 
地域ブランドへの取組主体を対象としたアンケート調査結果を踏まえ、単なる成功事例の紹介ではなく、各地域の抱える「課題」を浮き彫りにする基調講演を行いました(講師:㈱ブランド総合研究所代表取締役 田中章雄)。

 
参考資料:ダウンロードはコチラ
 

◇◆第2部 パネルディスカッション◆◇
『売れる商品(モノ)づくりと販路開拓』

 
各界の皆様にご登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。

まず、「値段が高くても売れる商品の条件とは何か」という話を展開。それを基点に各パネリストよりご自身の経験から「品質、希少性、遊び心など、いかに他の商品との差別化を図るか」「差別化できたポイントをどうわかりやすく言葉で伝えるか」等についてお話をいただきました。

また、消費者の購買意欲を高めるためにも「まずは本物の美味しさを知ってもらうところから始める必要性があるのでは」との問題提起もあり、「物産展など対面販売できる場所で、美味しい食材の見分け方や調理方法などの情報を伝えることがファン作りにも繋がる」といったご意見をいただきました。

さらには、品質・安全面のみならず消費者の気持ちにも配慮した内部ルールの再確認の必要性など「ブランド管理」の視点にも言及。会場からは、地域ブランドに取り組む関係者同士で協力関係を築くための秘訣や、その土地で新たな種類の植物を栽培にする際の心得などに関して質問・意見が寄せられました。

パネリストの皆さん
パネリストの皆さん
会場の様子
約50名の参加者が熱心に耳を傾けました
 

 
◆第3部 個別相談会
 
事前に希望されていた参加者の方が、登壇者に個別で相談を受ける場を設けたほか、会場内外で参加者の方が情報、意見交換を行われました。

 

 
【以降のセミナー等開催予定】
3月15日(金)    島根県松江市にて追加セミナーを開催予定。
3月21日(木)    東京にて、地域ブランド協議会の総会を開催予定。




協議会事務局

「食と農林水産業の地域ブランド協議会」は、食品と農林水産分野で地域ブランド化を進める地域・団体等と、その支援者等から構成され、情報交換や交流を行っています。農林水産省食料産業局新事業創出課と株式会社ブランド総合研究所の共同事務局で運営しています。
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